近年男磨きYouTuberで「冷水シャワー」がブームになりつつあるけど、どんな効果があるの?
について実際の私の体験談とやり方を解説していきます。
冷水シャワーって絶対に嫌って思ってましたが、慣れればメリットの方が多く、何より休日の午前中の過ごし方がより有意義になりました!
みなさんは「冷水シャワー」ってご存知ですか?
「ストレス発散法」でも、「お金持ちへのマインドセットへの第一歩」でもありません。「冷水シャワー」とは古代ローマの時代から広く知られている健康法のひとつです。そして近年では多くの研究により、冷水シャワーによる数多くのメリットが報告されています。
そこで今回は冷水シャワーで得られる4つの効果とやり方について解説します。
結論から書きます。
寝起きのボーとした感覚がなくなり、やる気に満ち溢れる朝の時間が手に入ります!その他にもいろいろな効果があったのでシェアしていきます!
効果1 免疫細胞活性化による免疫機能の向上
みなさんにお聞きします。冷水シャワーと聞いてどんなふうに思いましたか?
「罰ゲーム」と思った方、正解です!「聞きたくないワード」それも正解です。この2つの言葉からも分かるように、ものすごくストレスを感じる「言葉」なんですよね。
冷水シャワーは1種のストレスであり、急性のストレスに対して身体は血液の中に免疫細胞をたくさん放出することによって対応しようとします。
寒さで身体が縮むと心臓が早く動くようになり、血液を流し循環するのを助けてくれます。血液が静脈と動脈を猛烈な勢いで駆け巡ることで、血液から酸素供給が増えることで、内臓も元気になってくれます。要するにより強力な免疫システムを得ることができるということです。
また、冷水シャワーは血圧を下げ、閉塞した動脈をきれいにすることができるそうです。リンパ液は身体の細胞を掃除してくれる上、必要ないものは遠ざけ、病気にならないようにしてくれます。そして冷水はそのリンパの動きを活性化してくれるんです。
冷水をかけたことで筋肉が収縮するとリンパ液が最高に押し出されます。これにより閉塞した動脈が時間と共にきれいになり、より健康な細胞に生まれ変わります。
実践すると…昨日より今日、今日より明日と身体の免疫が強くなります!
効果2 褐色脂肪細胞の活性化による脂肪燃焼効果
私たちの身体には白色脂肪細胞と褐色脂肪細胞の2種類があります。
白色脂肪細胞は、例えばポテトチップスなどを食べすぎると増えていきます。この脂肪はエネルギーとしては使われないので、蓄積されてしまいます。そう、見慣れたお腹周りの脂肪などです!
逆に褐色脂肪細胞は良い脂肪でナッツなどから得られます。この脂肪こそがエネルギーに使われるんです。
寒さにさらされることで褐色脂肪細胞が活性化し身体を温めようと燃え始めます。そうなればもちろん余計なカロリーも燃焼していってくれ、いわゆる「脂肪を燃やす」効果が起こるので痩せることができます。
褐色脂肪細胞のある場所なんですが、背中の肩甲骨の間の辺りと、かなり限定的な部分に存在しています。
ですので、冷たいシャワーを肩甲骨の間に浴びることに夜寒冷刺激により褐色脂肪細胞を刺激することが大切です。
もちろん肩甲骨の間に存在しているということは、その辺りのところを動かしてあげることも非常に重要です。腕立て伏せや肩周りの肩甲骨を動かすような運動を積極的にするということは、この褐色脂肪細胞を刺激することになります。ですので運動もセットで一緒にやることをおすすめします。
実践すると…少し痩せていた!ってなるかもしれません♪
効果3 覚醒ホルモンの上昇によるエネルギーの向上
冷水シャワーを浴びると、アドレナリン、ノルアドレナリン、ドーパミンという3つのホルモンが大量に分泌されます。
私自身、毎朝の冷水シャワーを「スパルタの儀式」と名をつけて行ってますが、浴びる前からハフハフしながらソワソワしています。嫌だ嫌だ!と思う傍ら、冷水シャワーをまだ浴びてもいないのに、すでにアドレナリンがMAXで放出されハイになっているような感じです。
1度呼吸を整えてから冷水シャワーを手先、足先と浴び、慣れたところで頭から冷水シャワーを浴びると一瞬ハッとなりますが、少し時間が経つと身体がクールダウンして気分がすごく良くなります!
冷水シャワーをやってみたら分かりますが、浴びているときって無心になれるんです。気分が変わるというか、イライラしていたことや、モヤモヤすることを解消してくれます。
メンタルが落ち込む、うつ病の人というのは、このノルアドレナリンが慢性的に低くなってしまって反応が悪い、慢性的に低下した状態になってしまっていることなんです。
冷たいシャワーを浴びると、この慢性的に低下している人であったとしても、びゅっとノルアドレナリンが上がります。それによって気分の変調、気分がすごく良くなる、変わるということなんですよね。
実践すると…強靭なメンタルが手に入り、エネルギッシュな自分を取り戻せています!
効果4 朝を気持ちよく始めさせ、エネルギーいっぱいの1日になる
冷水シャワーは一瞬で目が覚めます。鳥肌が立つくらいの冷水を浴びたことで深く呼吸をするようになり、酸素摂取量は増加します。こうして酸素をさらに取り込んでくれることで身体が活発になってくれます。
女優のオードリー・へップバーンは1日のエネルギーを充填するために冷水シャワーを浴びるようにしていたそうです。これを読んでるそこの男子!冷たい水が怖いからって冷水シャワーしないのはカッコ悪いぞ!(笑)
冷水シャワー後は頭がクリアになり、気分はハイに仕上がってます。冷えた体も徐々にポカポカと温まり、やる気に満ちています。
仕事のある平日にするものおすすめですが、私的には休日の朝一番に冷水シャワーを浴びることで、休日の午前の有意義さが変わりました。寝起きでボーとする時間がなくなり、「あれもしたい」「これもしたい」と、休日の無限と感じる有意義な時間に。やりたいことがどんどん浮かび、実際に行動に移せるようになりました。
実践すると…休日の充実度が200%跳ね上がります!
冷水シャワーのやり方の解説
まず注意として冬にスタートするということだけは絶対にやめたほうがいいと思います。
極寒の中で冷水シャワーを初めて挑戦するのは、心臓への負担が大きく危険すぎますので、暖かくなってきた頃から始めてみてください。
やり方① 初心者の方向け
温水をかけて徐々に冷たくしてく方法です。1番の初心者の方はこれからやってください。それが1番安全で、慣れていない人にとってはやりやすいかなと思います。
イメージ的には温水を15〜30秒ぐらい浴び、次に温度をもう少し下げて15〜30秒ぐらい浴び、身体の表面だけ冷たいという感覚を味合わせる、最後に冷水に切替えます。寒さに耐えられないと思ったら、温水に切替えてください。
また徐々に温度を下げて、冷水を浴びる。これを4〜5回繰り返し、最後は冷水を浴びて終了してください。
私も初めはこの方法でやりました。3日くらいすると慣れてきました。
やり方② 中級者向け
心臓から遠い部位から徐々に冷水を掛けていく。心臓付近にいきなり水をかけてしまうと、負担がかかることではあるので、足や手から徐々にかけて行って、最後に頭にかけるイメージです。
やり方②はいきなり冷水スタートですので難易度は上がりますが、こちらも数日やると慣れてきます。
やり方③ 怖いもの知らずのチャレンジー向け
いきなり冷水シャワーに飛び込む。このやり方に憧れはありますが、いきなりザブンと冷水が襲ってくるのはまだまだ恐怖感があるので、私はやり方②で1ヶ月ほど続けています。
まとめ
冷水シャワーをすることで得られる4つ効果を解説してきました。
- 免疫細胞活性化による免疫機能の向上
- 褐色脂肪細胞の活性化による脂肪燃焼効果
- 覚醒ホルモンの上昇によるエネルギーの向上
- 朝を気持ちよく始めさせ、エネルギーいっぱいの1日になる
今日が人生で1番若い日です!
数分冷水シャワーを浴びるだけでこれだけの効果が、ほぼ無料で手に入ります!
私は朝起きてからと、夜の入浴後の1日2回冷水シャワーを浴びています。どちらかといえば朝の冷水シャワーの方がメリットが多いのかなと思っています。
また、冷水シャワーを浴びていない方は、初めは勇気入りますが朝の冷水シャワーをまずは1週間だけでもいいのでやってみてください。
1週間も続けられたらきっと、1日の過ごし方にも変化が出てきていると思います。朝の冷水シャワーですっきりと頭が冴えわたる感覚を実感してもらい、その状態で1日をスタートする。夜の冷水シャワーでその日のストレスやモヤモヤの発散ができ、メンタル的にも肉体的にもリフレッシュした状態で1日を終えます。
そんな日々ってものすごく充実した1日なんじゃないでしょうか♪